政府は経済対策として、マイナンバーカードの新規申請などで最大2万円分の給付金を支給すると発表しました。
マイナンバーカードを持っていな場合「じゃあ今から申請してみようかな?」と思った人もいるのではないでしょうか。
とはいっても次のような心配もありませんか?
- 銀行口座や健康保険証との紐づけが勝手に行われてしまうの?
- 自動で紐付けされるならどんなタイミング?
マイナンバーカードと健康保険証や銀行口座の紐付けは勝手に行われない
実際は、マイナンバーカードを申請して受け取っても健康保険証や銀行口座との紐付けは勝手にされません。
自分で紐付けの手続きや申込みをすることではじめて関連付けられます。
ですので、紐付けが自動で行われるのではと不安になって申請をちゅうちょしていたり、カードの受取りをためらっている方は安心してくださいね。
- 12桁の番号「マイナンバー」は国民全員が持っています。
- 顔写真入りのプラスチックカード「マイナンバーカード」を持っている人は30%台だそうです。
銀行口座については、銀行は2018年1月から法律により顧客の預貯金口座に係る情報とマイナンバーを紐付けて管理することが義務付けられました。
そのため、各銀行は「お願い」という形でマイナンバーの届出への協力を依頼しています。
金融機関等へのマイナンバーの提供は義務ではなく、あくまで任意となっています。(2018年1月更新)
保険証との紐付けに関しては、次のようなメリットがあるので保険証としての利用を申し込んでくださいね、と厚生労働省が案内しています。
- 顔認証で受付が自動化される
- 正確なデータに基づく診療・薬の処方が受けられる
- 窓口での限度額以上の医療費の一時支払いが不要
- 特定健診や薬の情報をマイナポータルで閲覧できる
- 確定申告が簡単になる
- 健康保険証としてずっと使える
まとめ
マイナンバーカードを申請して受け取っても、自動的に健康保険証や利用の銀行口座と紐付けされることはありません。
給付金を受け取るためには、関連付けの申請や申し込みをする必要があります。
ですので、マイナンバーカードだけを申請して紐付けは待ってみる、やらないということも可能です。
ちなみに、自民・公明両党によると、11月10日発表のマイナンバーカードに関する給付金はつぎのようになっています。
- 新たにマイナンバーカードを取得した人に最大5,000円分
- マイナンバーカードを健康保険証として使うための手続きをした人に7,500円分
- 公金受け取り用の預貯金口座との紐付けをした人に7,500円分
カードを持っているけど、健康保険証や銀行口座との紐付け方法はどうしたらいい?と疑問の方は、下の記事で説明していますので参考にしてください♪